80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

変化し続けよ

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 どうも世界全体に悪意が満ちつつある様で憂鬱な気持ちになる。ロシアによるウクライナ侵攻が始まり多くの市民が拷問・レイプされた後に殺されるなど、まるで悪鬼が如き所業になぜ人はそこまで良心を投げ捨てることができるのだろうかと戦慄する。一般市民に対しミサイルを打ち込みながら『民間人を攻撃したことは無い』と平気で答える様子はもはや良心のかけらも無い。いつの間にここまで悪が蔓延ってしまったのだろうか。トランプが大統領になった頃から世界は急速に悪に魅入られ、今や悪意の方が優勢であると言ってもいいくらいだ。ウクライナの凄惨さには同情しつつも自身に影響が及ぶことを良しとしない人があまりも多く、その身勝手さがロシアをさらに増長させていることを気にも留めない。ロシアによる殺戮を止めるためにあらゆる手段を講ぜねばならぬ今であっても、世界は手をこまねきなかなか動こうとしない。世界はロシアが核を使うのでは?と疑心暗鬼になっている。確かに核は恐ろしい、しかしロシアにとっても核使用は最後の手段であり、核を使ってしまえばロシアは確実に終わる。

ウクライナの人々はロシアが核を使うならウクライナに対してだとよく理解している。にもかかわらず激しい抵抗の意思を見せ武器の供与を西側に求めるのは、どのみちこのままではウクライナ自体が無くなってしまうと分かっているからだ。その悲壮な覚悟に対し我々に何ができるかが問われている。常に変化し続けなければ生き残れない。今までも、これからも。