80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

沖縄慰霊の日


沖縄は慰霊の日を迎えた。

島が廃墟と化し、島民の4分の1が死亡した苛烈な沖縄戦の様子は、ロシアによるウクライナ侵攻に重なるものがある。戦争に勝利は無く、双方に重い傷跡を残す。多くの若い兵士が死に、罪もない市民が巻き込まれて命を落とす。町は徹底的に破壊され元の姿を取り戻すことはないだろう。こんな戦争に一体どんな意味があるというのだろうか。沖縄に米軍基地が残され、いまだに多くの問題が発生している。もう多くの当事者がこの世に居ないというのにだ。今後ウクライナ戦争がどういう結末を迎えるのかは全く分からない。ただ一つ言えることはウクライナの人々は今後ずっとロシア人を敵視し、心を許すことは無いだろう。プーチンが死に当事者の多くがこの世を去ってもロシアがウクライナに対して行った蛮行は深くウクライナの人々の心に残り永遠に生き続けることだろう。だから戦争を起こしてはいけないのだ。