80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

パレスチナを支援せよ

 今こそ日本は率先してパレスチナを支援すべきだ。長年に渡ってパレスチナを支援してきた日本だが、ハマスのテロ攻撃以降西側諸国と歩調を合わせる形でいろいろと動いてきた。しかしそれでは今まで中東において中立的な立場を維持しようとしてきた努力は霧散し、結局日本も西側諸国と一緒ではないかとみくびられてしまう。またイスラエルに対しても大戦中に杉原千畝などによって助けられたユダヤ人が数多くいるなど、人道に対して意見を述べる立場に十分あると思う。にもかかわらず今まで無作為に西側諸国と同調してきた罪は重い。国益のみを優先して行動する様な国を他国がよく思う訳は無い。確たる信念を持ち、それを貫かんとするところに人は惹きつけられるものだ。人命を助けようとするする姿勢に間違いなどない。他国から何を言われようが正しいと思うことを真っ直ぐ貫くべきだと思う。今パレスチナ市民は困窮し日々の食べ物にも事欠く有様だ。パレスチナ人を助けることにイスラエルが反対するなら、『我々は大戦中に多くのユダヤ人を助けた。それは本当に困窮していたからだ。今、パレスチナ人がまさにその状況にある。だから我々は助ける。それだけだ。』そう伝えればいい。人命救助に対して他国の横槍が入ったからといって方針転換する様な覚悟しかないなら、今すぐその職を辞して他の人に託せ。日本の外交は信念が無さ過ぎる。だから他国から軽んじられ、誰も信じてくれないのだ。常々日本は外交発信能力が低いと言われるがそうではない。外交に信念がないから誰もまともに向き合ってくれないのだ。