80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

香港よ

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香港を完全なるコントロール下に置くことが中国政府の長年の悲願だったが、それがとうとう為されようとしている。選挙に出馬できるのは『愛国者』のみで、政府に批判的な人物は愛国者と見られないばかりか逮捕される可能性が高い。当然こんな状況で行われる選挙が民主的なものであるはずがなく、選挙とは言葉ばかりの茶番でしかない。これによってチベットウイグル内モンゴルと同様に香港人も言葉を奪われ、著しく権利を制限される状況下に置かれることとなる。それを素直に受け入れる香港人ではないことを当局も理解しており、むしろここで反発する人々を一網打尽にして、香港支配を盤石なものにすることを企んでいるのではないかと思う。

ウイグルの時も今回の香港にしても各国は中国を止めることができなかった。その結果中国政府は益々増長し、力による現状変更を推し進める勢いだ。香港平定後のターゲットはやはり台湾なのだろうか。