80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

それが今の実力なのだ

 H3ロケットの打ち上げに失敗した・・

JAXAにとってはイプシロンに引き続きの失敗で、日本の宇宙産業に与える影響は計り知れないだろう。 エンジン開発の遅れから当初の発射予定を大幅に遅れてようやくここまでこぎつけたが、その結果が破壊指令では無念でならない。初号機で成功できるのが理想かもしれないが、そううまくはいかなかった。失敗してしまったものはもう仕方がない。重要なのはこの後どう動くことができるかだ。今回の失敗で確実に日本の宇宙産業は中国をはじめとする他国に大きく遅れをとった。そこからどう挽回することができるのか。残念ながらこの結果が今の日本の実力なのだ。科学者たちは国内に見切りをつけ海外に希望を見出そうとしている。日本がなぜを魅力を失いつつあるのか、真剣に考えるべきだ。『日本スゴイ』の時代はとうの昔に終わっている。いつまでその残滓にすがり生きていこうとするのか。己を改めて見つめ直す時だ。