80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

雪の中のヌートリア

 大雪によって河川敷に仕掛けてあったヌートリア捕獲用の罠が雪に埋まり、しばらくどういう状態か分からなくなっていた。おそらく積もった雪の重みで罠が落ちてしまっているだろうと今朝になって罠の様子を見に行き、まず遠目で見ると確かに罠が落ちていた。やっぱりな・・と思いながら近付いてゆくと、驚いたことにヌートリアが掛かっていた。あんな荒れた天気の中でも食べ物をあさりに岸に上がってきているということだな。ここ数日は罠にまったく反応がなかったので周辺のヌートリアは駆逐したのかも・・と畑に張った防獣ネットを一部外そうかと考えていたが、その考えが甘いことを思い知ったよ。掛かったヌートリアはまだ子供の個体で、通常これくらいの子供だと親がついて数頭で行動するはずなので、まだ数匹は仲間がいることになる。子供のヌートリアも情け容赦なく処分していつものお供え場所に奉納しておいた。かわいそうだが、ここで情けを掛けると数ヶ月後には倍々ゲームとなって収拾がつかなくなる。罠用の餌をセットし、再び同じ場所に仕掛けておいた。さて、どうなるか、闘いは続く。