80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

給食の偉大さよ

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新型コロナの影響で学校は長期休校となっており、給食のありがたみをつくづく思い知らされる日々だ。あれだけのクオリティのものを月々の僅かな給食費で賄っていることは

改めて評価されるべきだと思う。単純に娘たちが家で昼食を摂る場合のコストを考えると、わずか数日分で給食費を超えてしまうだろう。そういった経済面だけではなく、栄養面でもバランスの取れた給食は育ち盛りの子を抱える家庭にとっては必要不可欠のものとなっている。それが今は絶たれた状態なので、これによる影響は想像以上に深刻なものだろう。

共働きの家庭では小学生の子供が一人で留守番し簡易な昼食で済ませていたり、ひとり親などの家庭にとっては貴重な栄養補給の食事である給食が絶たれたことにより栄養不足が起きたりなど、新型コロナの影響は今現在のみならず未来にも影響を与え始めている。

我が市においては小中学校の休校が5月末まで延長され、これでまる2ヶ月給食を絶たれることになる。DVや児童虐待の急増も指摘される中で、子ども食堂など給食を補完する活動が早期に全面再開され、一人でも多くの子供たちがお腹いっぱい食べられることを切に願いたい。