80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

台湾大震

 台湾東部を襲った大地震によって相当の被害が出ている模様だ。M7.4と言うからかなりの揺れだったろう。現時点で7人の死亡が報告されているが、今後被害の状況が明らかになるにつれ増える恐れもある。建物の被害も出ているようだが、まだ全体の被災状況は把握できていないようだ。ここ25年で最大クラスの揺れだったと言うから台湾の人々もさぞ驚いたことと思う。沖縄・八重山地方の人たちも津波警報の発令にびっくりしたんじゃないかな。だって揺れ自体はそこまで強くなかったから津波警報が出るとは思っていなかったろうしね。ただ自分が住んでいた波照間島を含め、小さな離島ではそもそも標高の高い場所がほとんどないか限られているため、数メートルの津波であっても相当の被害を受ける恐れがある。今回の津波警報発令を受け、実際にどれくらいの人が避難したのかは今後明らかになって行くだろうが、石垣島に到達した津波が最大3m予想に対して30cmだったから良かったものの、逆に想定を上回る津波が来る可能性もあるわけで、やはり全てのものを投げ打って迅速に避難することが、命を救う唯一の道だと実感した。今後しばらくは同等もしくはそれ以上の地震が来る可能性もあるので気が抜けないね。